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第49話 私が忘れます

작가: みだん
last update 게시일: 2026-10-26 16:00:14

土曜日の十時。

結守神社の石段の下に、五人が揃いました。

三月に話し合ったときと、同じ場所です。

あのときと違うのは、私が何を言うか決めてきていることでした。

社務所の前のベンチに、私は座りませんでした。

立ったまま、四人に向き合いました。

座ってしまったら、言えなくなる気がしたからです。

「聞いてください」

四人が、私を見ました。

「私の記憶が、消えはじめています」

誰も、すぐには反応しませんでした。

幸也くんが、口を半分開けたまま止まっていました。

「……どういう意味?」

「言葉のとおりです」

私は、なるべく落ち着いた声を出そうとしました。

うまくいっているかは分かりませんでした。

「三週間前の朝、いつものように昔のことを思い出していました。中学二年の夏のことです」

新太くんの眉が、動きました。

「お

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